今年5月末、米国では Fitbit の子ども向けスマートウォッチ Fitbit Ace LTE が発表されましたが、Google は発売後の最初の大型アップデートとして、タッチ決済(Tap to Pay)、新しいゲーム、スクールタイムの「昼休み」などの機能を導入したことを発表しました。
このうちタッチ決済(Tap to Pay)は Fitbit Ace LTE の発表時に導入が予告されていたように、Greenlight または GoHenry を使用していればスマートウォッチの決済に子ども向けのデビットカードを追加できるようになります。
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これにより Google Pay が利用できる場所でタッチ決済が使用可能になりました。ただし、Fitbit Ace LTE では画面ロックを設定する必要があり、支払時には側面のホームボタンを2回押す必要があるようです。
Greenlight と GoHenry は取引通知や支払い限度額などの設定ができ、保護者がアプリから支払い機能をロック・一時停止したり、削除することができます。
また、子どもが授業中に通知や通話をミュートにしたりゲームを無効にできる「スクールタイム」機能に、「Lunch break (昼休み)」というオプションが追加されました。
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この他に Fitbit Ace のコンパニオンアプリから、スマートフォンを持っている兄弟や姉妹など、子ども同士の連絡先も追加できるようになります。この機能は今年後半にリリース予定となっています。
最後にゲームについて、Sproutlings と Spirit Garden という2つの新しいゲームが追加されています。
現時点では Fitbit Ace LTE は米国でのみ販売されており、日本でも発売されるかはわかりません。ほとんどの機能は Ace Passデータプランに加入する必要があり、キャリアとの連携が必須となるのでリリースは難しいのかもしれません。