Google I/O 2024 では Gemini Live 機能が現在の1つの音声だけでなく、10個の自然な音声を提供することを発表していますが、現在そのテストが進行中であることが確認されました。
現在の Gemini は男性の声で音声コマンド等に対して応答していますが、新しい設定オプションでは女性の声が追加される予定です。今回、9to5Google によれば Gemini が突然男性ではなく女性の声で応答するようになったことを報告しており、その音声を共有しています。
Google がこの変更を広く導入したのか、限定的にテストしているのかはわかりませんが、Android 版の Gemini でのみ確認されており、iOS やウェブでは変更されていないようです。また、現時点では2つの音声を切り替える方法は提供されていません。
これまでの Google アシスタントはデフォルトで女性の声になっていて、音声は最大12種類から選ぶことができました。そのため、Gemini も同じような種類のオプションを提供する可能性はあります。
Gemini は Google アシスタントに置き換わるように展開されており、リリース当初は機能の制限がいくつかありましたが、これまでのアップデートで少しずつ改善しています。音声を切り替えられるようになればこれまでのアシスタントとの違和感も減りますし、好みの音声を選べるようになれば親しみやすさなども多少改善されることが期待できます。