Google Gemini は既存のデジタルアシスタントを置き換えるようにして展開されていますが、いくつかの機能については Gemini が応答しても Google アシスタントを経由して設定が行われるといった動作をしています。
しかし、最新の Google アプリ ベータ版 v15.27.33 では Google は Gemini 用の新しい拡張機能に取り組んでいることが示されており、将来的に Gemini は Google アシスタントを経由せずにアラームやタイマーを設定できるようになります。この機能が展開されると、Gemini の拡張機能メニュー内にアラームとタイマーの設定が追加されます。
さらに Google は Gemini の新しいロック画面の機能にも取り組んでいるようで、デバイスがロックされた状態でも様々な機能にアクセスして実行できるようになります。同じバージョンのベータ版から発見されたこの機能は、Gemini でロック画面からメッセージを返信したり、音楽を検索したり、スマートホームデバイスを制御できるようになることが明らかになりました。
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新しいロック画面機能は、ユーザーの認証情報を必要としたり個人のデータにアクセスすることがなければ利用できるため、前述のアラームとタイマーもロック画面から利用できるようになります。
9to5Google によれば、この他にも Gemini が新しいバックグラウンドモードを導入する可能性があるとしています。これは「Gemini Live」と呼ばれ、ユーザーが他のアプリを使用していたり、画面がロックされているときでも Gemini のチャットを継続できるようになるとしています。
現時点ではこれらの機能がいつリリースされるかはわかりませんが、Gemini がさらに便利になるはずなので、展開に期待です。