OnePlus はこれまでにも様々なテクノロジーをスマートフォンに導入し、ことバッテリーにおいては OnePlus Ace 3 Pro で6,100mAhという大容量を実現していました。しかし、新たな情報によればこれを更に上回るスマートフォン向けの7,000mAhバッテリーの開発中に取り組んでいることが報告されました。
この報告は Weibo のお馴染みのリーカー Digital Chat Station が共有したもので、OnePlus と OPPO が7,000mAhと大容量のバッテリーの開発に取り組んでいることを明らかにし、将来的にミッドレンジスマートフォンに搭載される可能性があることも示しています。
今までのスマートフォンでは7,000mAhという大容量バッテリーを搭載したモデルはごく少数ですが存在しており、一般的には厚みがあって重たいデバイスになってしまいます。そのため、ある程度スリムなデザインを維持するために Android スマートフォンのほとんどのデバイスは5,000mAh前後を上限としています。
しかし、OnePlus は新しい技術(シリコンベース)を導入したことで従来のバッテリーよりも密度が高く、より小さなサイズでも容量確保を実現できるようになっており、例えば前述の OnePlus Ace 3 Pro は6,100mAhバッテリーを搭載しながらも厚みは9mm未満、重さは207gとなっています。そのため、この技術を拡張することで7,000mAhを搭載しても劇的に厚みや重さが増えないことが期待できます。
とは言え、OnePlus に限らず Xiaomi や Honor もこのような技術をスマートフォンのバッテリーに導入するべく開発に取り組んでおり、実際にいくつかのスマートフォンではコンパクトさを維持したまま大容量バッテリーを備えたモデルもリリースしています。
いずれにしても OnePlus からもサイズや重さを大きく変えずにバッテリー容量をさらに増やしたスマートフォンがリリースされる可能性があることがわかり、今後のスマートフォン市場は性能だけでなくバッテリー容量についても競争が激化しそうな予感がします。