OnePlus が先月末に中国市場向けでリリースしているフラッグシップ Android タブレット「OnePlus Pad Pro」は、グローバルでも「OnePlus Pad 2」と名称を変更してリリースされる予定です。今回、グローバルモデルの「OnePlus Pad 2」のスペックがリークされ、これまでの噂どおりに中国市場向けと同じ仕様を備えていることが確認されました。
この情報はリーカーの Ishan Agarwal 氏が共有したもので、OnePlus Pad Pro のグローバル版となる OnePlus Pad 2 の仕様について、次のようなスペックになることを示しました。
- 12.1インチ 3000×2120
- 144Hz IPS LCD、最大900nits、Dolby Vision
- Snapdragon 8 Gen 3
- 8GBRAM または 12GBRAM
- 128GB または 256GB ストレージ
- 9,510mAh バッテリー、67W急速充電
- 13MP リアカメラ、8MP フロントカメラ
- 6個のスピーカー
中国向けの発表を見たユーザーであれば、同じ仕様であることがわかりますが、最上位となる16GBRAM/512GBストレージモデルは含まれていない可能性があります。
グローバルでは前モデルが MediaTek Dimensity プロセッサを搭載していたため、新しい OnePlus Pad 2 では Qualcomm Snapdragon に切り替わり、しかも現行最上位となる Snapdragon 8 Gen 3 を搭載したことで、他の Android タブレットから頭一つ抜き出たデバイスになります。OnePlus はこれを最も強力な Android タブレットと言っていますが、他に同チップセットを搭載したデバイスが現在はないため、それも間違いではありません。
このほかの点では、前モデルと中国向けモデルと大きく変わっていませんが、それでも十分な性能を持つ Android タブレットとなります。
なお、同氏の情報によれば OnePlus はインドで OnePlus Pad 2 とともに OnePlus Stylo 2 スタイラスペン、スマートキーボード、Folio ケースも発売する予定であり、米国でも登場する可能性があるとしています。
現時点では米国での価格や発売時期などの詳細はわかりませんが、発表後はすぐに発売となる可能性が高いと予想されます。価格も前世代 OnePlus Pad が500ドル程度で販売されたため、新しい OnePlus Pad 2 も同程度になると予想されます。
OnePlus デバイスは日本でリリースされる可能性は高くないため、このようなハイエンドタブレットデバイスを手に入れるためには輸入するか、国内で正規販売されている Samsung、Xiaomi の Android タブレットを検討するしかありません。
中国市場向けでリリースされている OnePlus Pad Pro のスペックは次のとおりです。
スペック
OS | ColorOS 14.1 Android 14 |
---|---|
ディスプレイ | 12.1インチ LCD 3000×2120 144Hz 900nits |
CPU | Snapdragon 8 Gen 3 |
RAM | 8GB 12GB (16GB) |
内部ストレージ | 128GB 256GB (512GB) |
外部ストレージ | – |
リアカメラ | 13MP |
フロントカメラ | 8MP |
バッテリー | 9,510mAh 67W有線急速充電 |
ネットワーク | ? |
その他 | 6 スピーカー [OP] スタイラスペン [OP] キーボードカバー |
サイズ | 厚み6.49mm |
重さ | 584g |