Samsung が開発中とされる新しい Chromebook Plus デバイスの「Xol」に関する新しい情報として、久しぶりの OLED パネルを採用する可能性があることが報告されました。
この情報は Chrome Unboxed が開発中のコードから発見したもので、「Xol」が一般的な LCD パネルではなく OLED パネルを搭載する可能性を示すものとして、OLED パネル の電源管理に関する取り組みが行われていることを報告しています。
「Xol」が Samsung のデバイスであるとすれば、もともと Samsung は OLED と QLED ディスプレイを採用した Chromebook を初めてリリースしたブランドでもあるため、久々に戻ってくることになります。
ただ、OLED ディスプレイは高精細で LCD よりも優れた点はいくつもありますが、コストがかかることとバッテリー駆動時間にダイレクトに影響を与える点がネックです。初期の Galaxy Chromebook も優れたディスプレイでしたがバッテリー駆動時間や発熱などの問題があり、今回はこれを改善しようと取り組んでいることは不思議ではありません。
Xol が Samsung Galaxy Chromebook Plus となるかはまだわからないものの、状況から考えてもそうなる可能性が高く、非常に期待が持てます。また、これまでの情報から おそらく Gemini を呼び出すためのアシスタントキーが搭載されたり、テンキーを搭載した大型の Chromebook Plus になる可能性が示されています。
これに OLED ディスプレイが搭載されるとしたら、Chromebook Plus のなかでもかなりユニークなデバイスになるはずなので楽しみですね。
リリース時期などは定かではありませんが、開発のペースなどから年内に発表される可能性は高いと思われます。