モトローラが Moto Tag を発表。「デバイスを探す」で最初の UWB をサポートした紛失防止タグ

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米国で Motorola が折りたたみ式スマートフォン Razr 2024 シリーズとともに、Bluetoothトラッカー(紛失防止タグ、トラッカー)である「Moto Tag」も正式に発表しました。

これまでにいくつかの情報が出ていましたが、発表されて明らかになったことは Moto Tag は UWB をサポートしており、通常の Bluetooth 接続によるトラッキングよりも正確な場所の特定に役立ちます。なお、この Moto Tag が Google の「デバイスを探す」ネットワークに対応する紛失防止タグで最初に UWB をサポートしました。

これにより Google Pixel 8 Pro や Samsung Galaxy S24 Ultra など一部の UWB をサポートするデバイスを使うことで、正確に追跡することができます。また、ユーザーのいち情報はエンドツーエンドで暗号化されているため、安全かつ許可されたユーザーだけがタグを見つけることができます。基本的には Apple の AirTag と似たような機能を持ちます。

Moto Tag は CR2032 型のボタン電池で1年間のバッテリー駆動時間を備え、電池が切れたら交換することができます。また、多機能ボタンを備えており Android デバイスのリモートカメラシャッターになったり、IP 67 耐水性を備えています。

米国での価格は1つ29ドル(約4,600円)、4個で99ドル(約1.6万円)となっていて、8月2日に米国とカナダで発売となります。

なお、同時に発表されている Razr (2024) と Razr+ (2024) については中国で発表された Razr 50 および Razr 50 Ultra を参考にしてください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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