Google メッセージに組み込まれている RCS (Rich Communication Services)はデフォルトで有効になりますが、これをオフにすることもできます。今後のアップデートによって、Google メッセージで RCS をオフにするときにいくつかの新しい注意が表示されるようになります。
現在の Google メッセージでは、RCS をオフにして30日が経過すると、参加しているすべての RCS グループチャットから自動的に退出(削除)されてしまいます。これは事前の説明や通知なく行われてしまうため、困るユーザーが少なからず出てくる可能性があります。
今回、Android Authority は Google メッセージのベータ版では RCS をオフにするとどうなるかという警告画面を表示するようになっていることを報告しました。また、この画面には RCS をオフにすると30日後にすべての RCS グループチャットから削除されることがしっかり記載されるようになりました。今までは単純に[オフにしますか?]というポップアップだけが表示されていました。
一方、RCS チャットを完全にオフにする場合には「RCS チャットをオフにする方法」というGoogle のページが公開されており、これに従うことでオフにすることができます。
このページの説明では、「前のスマートフォンと同じ電話番号を使用しているにも関わらず、新しいテキスト メッセージ(SMS / MMS)を受信できないなどの問題が発生する場合は、前のスマートフォンで RCS チャットをオフ」にする必要があると伝えています。
RCS をオフにする必要のあるときはだいたいスマートフォンを切り替えるときで、特に Android と iOS デバイスの間で移行するときにはオフにしておかないと、古いスマートフォンに RCS でメッセージが届いてしまう可能性があります。