Google は過去に何度か限られたユーザー向けにテストしている Google アプリの検索バーを下部に表示させる機能が、現在は Google アプリベータ版を利用している一部のユーザーに向けて提供されて始めていることが報告されています。
Google アプリでベータ版に参加しているユーザーでこの機能が提供されている場合、Google アプリ内からウェブサイトにアクセスすると、画面の下部に検索のメニューバーが表示され、右側にはマイクと Google レンズのアイコンが表示されるようになります。これをタップすると通常の検索ページにリダイレクトし、過去の検索履歴を見たり新しい検索を行うことができます。
ただ、現時点では限られたベータユーザーに限られているようで広く展開はされていません。私のいくつかのアカウントとデバイスでベータに参加しているものを確認しましたが、まだ反映されていませんでした。
9to5Google の報告によれば、検索バーではなく AI ツールが有効になっている場合には Gemini の生成機能が利用できるように表示が変わるとしています。
前回報告されている Android の Google アプリが下部検索バーの再設計を再びテストでもそうでしたが、画面下部にも大きくメニューが表示されるようになることでデバイスによっては見づらくなってしまう可能性があります。検索がメインであればこれでも問題はないかもしれませんが、何かを見るときには少し鬱陶しく感じるかもしれません。
なお、Google アプリのベータ版にはこちらにアクセスするか、Google Play ストアのアプリの概要から参加することができます。