Samsung Galaxy Tab S10+ は MediaTek チップを搭載。Geekbench に登場

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Samsung が次にリリースするフラッグシップタブレットのうち、「Galaxy Tab S10 Plus (S10+)」が Geekbench に登場しており、このデバイスには Qualcomm の Snapdragon ハイエンドチップではなく MediaTek のチップセットが搭載されていることがベンチマークのリストから確認されました。

今回、Geekbench で登場したデバイスは「SM-X828U」という型番で、以前 IMEI の認証情報から「Galaxy Tab S10 Plus」であることが確認されています。なお、末尾の「U」は米国向けを示しています。

このデバイスは Geekbench のベンチマークスコアでシングルコアが2,141、マルチコアが6,952を獲得しています。また、チップセットが Qualcomm Snapdragon ではなく MediaTek を採用しており、これがDimensity 9300+ にであることが確認されました。

Dimensity 9300+ は、1つの Cortex-X4 コア(3.25GHz)、3つの Cortex-X4 コア(2.85GHz)、4つの Cortex-A720 コア(2GHz)を搭載し、Immortalis-G720 MC12 GPU を搭載します。CPU と GPU のパフォーマンスは Snapdragon 8 Gen 3 とほぼ同等の性能を備えていることがポイントで、NPU や 5G 対応モデムも搭載されます。

今回のリストや情報が正確であれば、Samsung はフラッグシップ Android タブレットを含めモバイルデバイスで初めて MediaTek プロセッサを採用することになります。現時点ではこれ以上の情報はありませんが、Samsung は次のシリーズでも Galaxy Tab S10、Galaxy Tab S10+、Galaxy Tab S10 Ultra の3つのモデルをリリースし、Galaxy S25 シリーズとともに来年初めに発表されると言われています。

ちなみに先程は Galaxy S24 FE が Geekbench に登場したことを取り上げています。

via SamMobile

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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