Samsung が来月発表すると予想される新しい Galaxy Watch 7 シリーズおよび全く新しいモデルの Galaxy Watch Ultra に関するスペックがリークされました。これまでにもレンダリングや個々の情報がリークされていますが、今回は公式経由の情報がリークされたものとなります。
この情報は Android Headlines が共有したもので、まず Galaxy Watch 7 シリーズには予想どおり 40mm と 44mm の2つのサイズで提供されることが確認されました。これらはサファイアクリスタルガラスのディスプレイと Armor Aluminum 2 のケースを採用しています。Galaxy Watch 7 は5ATMおよびIP68の防水・防塵を備え、MIL-STD 810H に準拠した堅牢性を備えるとしています。バッテリーについては40mmモデルが300mAh、44mmモデルは425mAhを搭載するとしており、現行 Galaxy Watch 6 シリーズよりもわずかにバッテリーが向上する可能性があります。
Galaxy Watch 7 の大きなアップグレードは新しいチップセットを搭載したことになり、これまでの 5nm プロセッサから 3nm プロセッサに移行されています。これによりパフォーマンスと電力効率の改善が期待できます。また、ストレージ容量は32GBになります。
一方、上位モデルとなる新しい Galaxy Watch Ultra については名称を含めて様々な情報が出ていましたが、今回のリークによってほとんどの情報が明らかにされています。
Galaxy Watch Ultra は 47mm のケースサイズでチタン製となっています。カラーは3色展開で、耐久性は10ATMとIP68防水・防塵を備え、MIL-STD 810H に準拠した堅牢性を備えています。また、バッテリー容量は大容量の590mAhを搭載します。
こちらもプロセッサは 3nm を採用しており、ストレージも32GBとなっています。なお、ディスプレイの明るさについて Galaxy Watch 7 が最大2,000nitsですが、Galaxy Watch Ultra は最大3,000nitsになるるようです。これは Apple Watch Ultra 2 と同じです。
さらに Galaxy Watch Ultra は LTE 対応モデルでのみ販売されるとしています。そのため、Galaxy Watch 7 よりも価格が上がることは確実となります。とは言えGalaxy Watch 7 は前世代と同程度になり、Galaxy Watch Ultra も LTE分を考慮して Galaxy Watch 5 Pro よりも少し高い程度にとどまると予想されます。
いずれにしても発表まであと1ヶ月ほどと思われますので、価格を含めて今後の情報に期待ですね。