Google I/O 2024 で発表されていたように、「Chromecast Built-in」が「Google Cast」へとブランド名が変更されました。もともと「Google Cast」だったものが2016年末から段階的に廃止されて「Chromecast Built-in」に変更されていましたが、今回の変更によって再び「Google Cast」へと戻ることになります。
「Chromecast」はテレビやモニターをスマート TV として使えるドングルを示すため、「Chromecast Built-in」とすることで機能が組み込まれていることがわかりやすくなることがメリットでした。この名称自体は今年の CES で発表された LG のテレビや昨年の Pixel Tablet でも使われていますが、Google I/O で発表された Android Automotive では「Google Cast (旧 Chromecast Bulit-in)」と呼んでいます。
今回の変更はブランド名のみで、キャスト機能そのものに何かの変更があるわけでないようです。おそらく製品パッケージなどに表示されるロゴなどが変更されるくらいです。
この変更が今後登場するデバイスにどのような影響があるかはわかりませんが、少なくとも Google 製のデバイスである Chromecast と、それ以外のデバイスに組み込まれるキャスト機能は Google Cast と呼ばれるようになります。
via 9to5Google