パスキーが Android 15 で Gboard に表示され、Wear OS 5 でもサポートされて使いやすくなります

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Google はパスキーに関する取り組みを継続しており、Android 15 と Wear OS 5 でより便利になるアップデートを提供する予定です。

パスキーはセキュリティを高めるとともに複数のプラットフォームでログインするときの手間を省くことを目的としており、互換性のあるサービスでパスキーを設定すれば、スマートフォンと同じように PIN、指紋認証、顔認証によるロック解除を使用してログインできるようになります。

Google I/O 2024 の発表では、通常はパスキーを使用してログインする前に[続行]ボタンを押す必要がありますが、Android 15 ではこれが変更されて現在の2回タップが必要なところを1回のタップで先に進めるようになります。同じプラットフォームで複数のアカウントがある場合でも、[その他のオプション]ボタンが表示されるため、アクセスするときにアカウントを選択できるようになっています。

また、Android 15 ではパスキーを簡単に使用できるようになり、ログイン画面で関連するフィールドをタップすると、Google パスワードマネージャーに保存されている認証情報が Gboard の候補の欄に表示されるようになります。

これによりパスキー、Google アカウントでのログイン、パスワードが表示されます。そのため、認証情報のポップアップを閉じてしまったときなどに役立ちます。

なお、Wear OS 5 でもパスワードマネージャーの機能が搭載され、パスワード、パスキー、Google アカウントのログインを使用してスマートウォッチからアプリにログインできるようになります。

いままではスマートフォンでコンパニオンアプリを開いたり、PINを求められることがありましたが、この機能が展開されればスマートウォッチだけで完結できるようになります。

今回の変更についての詳細を知りたい方は、以下の動画をご覧ください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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