Google は Android 15 Beta 2 のアップデートで、新しい「バイブレーション自動調整」設定を追加しました。これにより Pixel スマートフォンが周囲の環境に基づいてスマートフォンのバイブレーションの強さを自動調整できるようになります。
この機能は実際に Android 15 Beta 2 を実行している私の Pixel 8 Pro でも設定があることを確認しており、[設定] > [音とバイブレーション] > [バイブレーションとハプティクス] に [バイブレーション自動調整] という設定が追加されています。
デフォルトではオフになっていますが、これをオンにすることで Pixel スマートフォンのマイクやその他のセンサーを使用して音量と状況を判断し、自動的にバイブレーションの強弱が調整されると説明しています。
設定で表示されているアニメーションを見ると、有効にしたときにはソファなどでは大きく振動し、机の上にある場合は少し弱く振動するようです。
とは言え、現時点ではこの機能が実際に有効になっているのかは試せていません。Android Authority によると、Google の Android 15 Beta 2 の資料の中では「バイブレーション自動調整」の設定について言及されていないことを指摘しており、もしかしたら今回のリリースは意図していなかったものである可能性があるようです。
いずれにしても、Android 15 Beta 2 では「バイブレーション自動調整」という設定が追加されており、実際に機能するかはさておいて、今後のアップデートで展開される可能性があります。