現在、開発が進められている「Xol」というデバイスは Samsung の Chromebook Plus になると予想されていますが、このデバイスには他の Chromebook にはない「ディクテーション(音声入力)」のためのキーが搭載されている可能性が報告されました。
この情報は Chrome Unboxed によるもので、Xol の開発コードのキーボードの最上部にあるファンクションキー(アクションキー)部分に関する記述から「DICTATE」というキーが追加されていることが確認されています。以下が Xol のキーの配置です。
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Xol には「DICTATE」を含む多数のキーが追加されていることがわかりますが、ちょっと数が多い気がするので、これら全てが実装されるのかはわからず、新しい「DICTATE」も実際にどう機能するかは明確になっていない点は注意が必要です。
とは言え、ChromeOS にはユーザー補助(アクセシビリティ)から組み込みの音声入力(ディクテーション)機能を有効にすることができるため、この機能をキーボードから簡単に呼び出すことができるようになっても不思議はありません。
これまでの情報では、Xol という Chromebook にはアシスタントキーが追加されることやテンキーを備えた大型のデバイスになる可能性があることが伝えられています。いずれにしても現状では情報は限られていますが、これまでの Chromebook とはまた少し違った機能が追加される可能性があります。