Google は Android 15 においてスマートフォンやタブレットの UI の改善を進めており、Android 15 ではスマートフォンのロック画面と通知パネルに新しい横向きモードのレイアウトが導入される可能性が報告されました。
現在の Android 14 のスマートフォンではそもそもロック画面が横向き(自動回転)に対応しておらず、クイック設定タイルと通知パネルは横向きレイアウトになっているものの、画面の表示領域の半分ほどは無駄なスペースになっています。
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辛うじてクイック設定パネルは音楽などを流すと1×4のレイアウトから2×2に変わり、半分はメディアコントロールが表示されますが、通知パネルはその下に変わらず左右のスペースを余らせて表示されます。
今回、新しいレイアウトが導入されるという情報は Android Authority が共有したもので、Android 15 で手動で有効にした新しい通知パネルのレイアウトでは、横向きモードの画面半分に4つのクイック設定タイル(2×2)と明るさスライダーが表示され、もう半分に通知パネルが表示されるようになるとしています。
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見た目としては Android タブレットの横向き通知パネルに似ています。また、Android 15 ではロック画面の横向きモード(自動回転)もサポートされるようになり、こちらの表示もタブレットのロック画面に似たレイアウトになっています。
ただ、現時点ではいくつかのバグに遭遇したと伝えており、少なくともこの機能は開発で未完成のようです。スマートフォンを横向きで使いたいユーザーには嬉しい改善になると思いますので、Android 15 もしくは今後のアップデートで展開されることを期待したいですね。