Google が先週リリースしている開発者向けプレビュー版 Android 15 Developer Preview 2 では、Pixel Fold や Pixel Tablet など大画面のデバイスを持つユーザーへのいくつかの変更が含まれています。今回、Google が大画面の Android デバイス向けの最適化の1つとして「タスクバーを常に表示する」機能が再導入したことが報告されました。
もともと Android 12L のリリースではタブレットなどの大型 Android デバイスのタスクバーは常に表示されており、アプリを開いたときでも表示されていることから画面の表示領域を減らしてしまう問題がありました。そこで Google は Android 13 でタスクバーを必要なときに呼び出して表示させる方法に変更したものの、常に表示するか必要に応じてフローティングで呼び出すかを選ぶことはできません。
Android Authority で Mishaal Rahman 氏の報告によれば、Android 15 DP2 ではタスクバーの表示方法を選択できるようになっており、タスクバーの空きスペースをタップしたままにすると「常にタスクバーを表示(Always show Taskbar)」というオプションがポップアップで表示されることを発見しています。
Material You デザインになっているだけで、基本的には Android 12L のときと変わりはありません。しかし、簡単にタスクバーの表示方法を切り替えられるようになることで、頻繁にアプリを切り替えるときだけ表示させ、それ以外は非表示など使い分けができるようになります。
Samsung Galaxy Z Fold などでは同じような機能が提供されていますが、Google Pixel Fold や Tablet ではできなかったことなのでリリースに期待です。