Google は Chromebook のカレンダーウィジェットで、複数のカレンダーのサポートの追加に取り組んでおり、これが展開されればログインしているユーザーのメインカレンダー以外のカレンダーもウィジェットで表示できる可能性があります。
Chromebook および ChromeOS デバイスのカレンダーウィジェットは、シェルフの端にある日付の部分をクリックすると Google カレンダーに登録してある予定を見ることができる機能です。これにより、カレンダーに追加されている自分の予定を簡単に確認することができますが、現在はログインしているユーザーのメインカレンダーしか表示されません。
自分の予定だけを確認するのであればこれでも問題はありませんが、仕事で使っている場合などは自分以外のユーザーの予定も確認したいケースがあったり、メインのカレンダー以外のマイカレンダーや Todo リストを確認したいこともあると思います。しかし、現時点ではこれらのカレンダーを確認することができません。
今回、Chrome Unboxed によれば Google はようやくこの問題を解消するため、カレンダーウィジェットに複数のカレンダーを表示させる機能の開発に取り組んでいることを伝えました。現状ではどのように機能、設定するのかなどは不明ですが、開発中のコードからは少なくとも最大10個のユーザーカレンダーの表示と追加をサポートするようです。
この機能のリリース時期などもわかりませんが、展開されれば Google カレンダーで複数のカレンダーから予定を確認する必要がある場合にはかなり便利になります。