Android 14 の新機能の1つに含まれる”予測型「戻る」アニメーション”という機能ですが、Google はまだシステム全体でこの機能を有効にしていません。ところが最近のアップデートにより Gmail のバージョン 2024.03.03.x では予測型「戻る」アニメーションが導入され、すでに試すことができるようになっています。
この機能は画面から前の画面にスワイプ操作して戻るとき、いま開いている画面がわずかに縮小して一つ前の画面が背景として表示されるようになります。例えば今回の Gmail では、メールを開いている状態からスワイプして戻ろうとすると、アニメーションで開いているメールウィンドウが少し縮小し、その隙間にメールリストが表示されます。
![](https://i2.wp.com/helentech.jp/wp-content/uploads/2024/03/Screenshot_20240320-220829.webp?ssl=1)
![](https://i1.wp.com/helentech.jp/wp-content/uploads/2024/03/%E7%94%BB%E5%83%8F.webp?ssl=1)
![](https://i0.wp.com/helentech.jp/wp-content/uploads/2024/03/Screenshot_20240320-222706.webp?ssl=1)
これにより、メールを開いた状態からスワイプして戻ると一覧が表示されるというのが視覚的にわかりやすくなります。スワイプして戻った先が同じアプリでありどのページの戻るのか、アプリが終了してしまうのかがわかりやすいため、スワイプして間違えてアプリを閉じてしまう可能性が減ります。
9to5Google によれば、この機能は Gmail だけでなく Google カレンダーのスケジュールビューと日ビューや YouTube Music などでも利用できるようです。Google カレンダーに関しては、私のデバイスでも再現できました。いずれも現時点では Pixel や Samsung などのデバイスで展開されていますが、Android 14 で動作している必要があります。