Google の Pixel A シリーズは手頃な価格でバランスの良い性能のスマートフォンでしたが、どうやら今年リリースが予定されている Pixel 8a では値上げされる可能性があることが報じられています。
WinFuture の報告によれば、Google は Pixel 8a を発売する際にさらに価格を引き上げる計画を立てており、ドイツの情報源から Pixel 8a は569.99ユーロ(米国では549ドル相当)になるとしています。米国では Pixel 8 が699ドルで販売されているため、Pixel 8 と 8a の価格差は Pixel 6 と Pixel 6a のときのように150ドルになる可能性があります。
例えば、これまで日本では2019年に発売された Pixel 3a は48,600円(399ドル)、Pixel 4a は 42,900円(349ドル)、Pixel 5a は51,700円(449ドル)、Pixel 6a は53,900円(449ドル)、昨年の Pixel 7a は円安の影響などもあって62,700円(499ドル)で発売されました。
日本では Pixel 6 が74,800円、Pixel 7 が82,500円なので、現時点でも価格差は2万円少々あるため、今回の値上げが事実であれば価格差はさらに大きくなると思われます。
価格が上がる理由は明らかにされていませんが、Pixel 8a には Tensor G3 が搭載されると予想されており、フラッグシップモデルと同様に AI 機能が導入される可能性が高く、デザインなども変更されることが影響しているかもしれません。
なお、情報では128GBと256GBストレージの2つの構成と4つのカラーで販売されることが示されており、カラーは「Obsidian」、「Porcelain」、「Bay」、「Mint」になるとしていますが、Pixel 8 Pro と同じということはなさそうなのでプレースホルダーである可能性があります。
Google Pixel 8a の発売日はまだわかりませんが、昨年と同じであれば5月頃に開催される Google I/O で発表される可能性が高いと思われます。