Google はユーザーアクセシビリティ機能のひとつとして、Chromebook のキーボードを使ってマウスカーソルを移動させる機能の開発に取り組んでいることが確認されました。この機能は Chromebook でいくつかのキーボードのキーを利用して、画面上のマウス操作を代用するという機能を提供するというもので、Chrome Unboxed により発見されました。
機能のコミットでは「8、9、0、u、o、j、k、l」の8つのキーがマウスキーとしてバインドされカーソルの移動に利用し、「i」でクリックになるとしています。また、この機能を呼び出すためのキーボードショートカットが「crtl + shift + m」になることも示しています。
必要に応じてキーボードショートカットで呼び出すことができるのは、便利だと思います。この機能が拡張されれば、おそらくテンキーを搭載している Chromebook はテンキーをマウスカーソルの操作としても利用できるようになるはずです。
現時点ではまだ初期実装となっているため、実際にどのような挙動になるのかはわかりません。実際に展開されるタイミングもわかりませんが、他の OS では利用できるけど ChromeOS ではなかった機能の1つでもあるので、安定版に届く可能性は高いと思います。