マイクロソフトの AI アシスタント(コンパニオン)アプリの Microsoft Copilot が、Android のデフォルトのアシスタントアプリとして設定できるようになったことが報告されました。
これは現在 Android アプリのベータ版となる Microsoft Copilot v27.9.420225014 で利用可能になっており、設定の[デジタル アシスタント アプリ]からデフォルトのアシスタントアプリを変更することができるようになります。変更することで、スワイプショートカットや電源ボタンの長押しなどでアシスタントを呼び出すと、どの画面からでも Copilot が起動するようになりました。
ただし現状ではいくつかの制限があり、Google アシスタントや Gemini とは異なり画面に表示されている内容から関連するアクションを提案することはできず、あくまでもアプリを呼び出せるようになったということのようです。機能等の充実を考えると今後対応する可能性は高く、Copilot Pro の導入の話題などを含めても新しい機能などもどんどん追加してくると予想されます。
今のところベータ版での展開になり、安定版としていつ正式にリリースされるかは不明です。とはいえ、ここまでできるようになったことで遅かれ早かれ展開されることに間違いはありません。
私も最近は Gemini Advanced を使ってみるのですが、どうしてもChatGPTベースのほうが狙い通りの回答が戻ってくることが多く悩ましいところ。しかし Android スマートフォンではアシスタントを使ってスマートホームデバイスを操作することも多いのでこれまた悩ましい。Gemini がもっと頑張ってくれれば嬉しいのですが。