先日、ソフトバンクが提供していた GeForce NOW Powered by SoftBank が終了し、NVIDIA の直接運営に切り替わることが発表されましたが、現時点では NVIDIA 運営に変わってからのサービス再開の具体的な日付は明らかにされていません。
しかし、NVIDIAの公式サイトで2024年春から NVIDIA の運営が開始することに加えて、海外のみに限定されていた Ultimate アップグレード プランが追加されることが確認できました。
GeForce NOW Ultimate プランは、これまでのプランとは異なり GeForce RTX 4080 クラスのパフォーマンスでゲームプレイが可能になり、クラウドからでも最大4K解像度/120FPS または 240FPS でプレイすることが可能になります。ゲームサーバーの速度も早くセッション時間(接続してプレイする時間)も最長になり、排他的なゲームアクセスができる最上位プランです。
これが日本でも利用可能になれば、GeForce NOW に対応しているゲームはこれまで以上に快適にプレイできるようになり、特に Chromebook ユーザーでゲームプレイの頻度が多いユーザーには嬉しいプランだと思います。
ただ注意点としては、Chromebook で GeForce NOW Ultimate プランに加入して Chromebook だけでゲームをプレイする場合、1600p(2560×1600)、120fpsが最高の解像度とリフレッシュレートになります。これはゲーミング Chromebook のスペックに合わせた設定になっているようです。
一方、外部モニターに接続することで最大120fpsの3840×1800および2560×1080を選択できるため、モニターを活用すれば問題はありません。なお、快適なゲームプレイをするためにはEthernetによる接続が推奨されています。
あとは日本で提供される Ultimate プランの価格が気になるところですが、この情報も現時点では明らかにされていません。なお、米国では月額19.99ドル(約2,900円)、6ヶ月間99.99ドル(約15,000円)で提供されています。
公式サイトによれば GeForce NOW Powered by SoftBank メンバーは、スムーズな移行に役立つ特別オファーをメールで確認できるとしています。