Samsung が次に展開する Android の大型アップデートは One UI 6.1 で行われる予定で、このアップデートは Android 14 の新機能が追加され、さらに Google Pixel 8 シリーズで追加されていた新機能の一つである AI壁紙 も Galaxy デバイスに展開される可能性があるようです。
AI による様々な追加機能は Google の Pixel 8 シリーズの大きな特長として紹介されており、特に Pixel 8 Pro では動画や生成AI、Gemini Nano など AI を活用した新機能が盛りだくさんとなっています。AI壁紙は Pixel 8 と Pixel 8 Pro の両方で利用できるAI機能で、これを使うことでユーザーがAIを使用して独自の壁紙を生成できるようになります。
今回、X/Twitter で One UI 6.1 で生成AI壁紙に関するスクリーンショット が共有されたことにより、Samsung が Google と同じように生成AIを使って壁紙を作成できる機能を搭載する可能性が示されています。生成するプロセスもGoogleとほぼ同じで、ユーザーがいくつかの選択肢から選ぶことで壁紙を生成することができるものです。
本家との違いは、SamsungのAI壁紙生成のときの選択部分がコンパクトなプレビューになっていることです。また生成時のボタンフレーズが「Inspire me」ではなく「Suprise me」に変わっています。
また、この他にもGoogle Magic Editor によく似たエディター機能やメモの自動フォーマット機能、通話中のライブ翻訳、いくつかのAIを活用した写真編集機能などが提供される予定です。
実際のデバイスで表示されているのであれば、近いうちにOne UI 6.1 のリリースが行われる可能性が高いと思われます。少なくとも来年1月に予定されている Galaxy S24 シリーズの発表までの間に動きがあるはずです。