Google Workspace Individual ユーザーに電子署名機能の一般提供が開始

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Google は今年に入ってから、ドキュメントとドライブで利用できる「電子署名 (eSignature)」をベータ版として展開していましたが、Google はこの機能を Google Workspace Individual ユーザー向けに一般提供を開始したと発表しました。

これは電子署名機能が Google ドキュメントに直接組み込まれることで、個人事業主や中小企業において署名のリクエスト、各種契約、関係者の承認といった契約の追跡と管理が簡単になるものです。

Google によればこの機能を活用する目的として、署名をリクエストして保留中の署名ステータスを確認したり完了した契約を検索できるようになること、Google ドライブ内で直接署名できるため別のアプリやタブに切り替える必要がなくなること、任意の契約書のコピーを作成して複数の電子署名リクエストを開始するためのテンプレートとして使えることを挙げています。

前回の発表から新しく機能が追加されており、例えば契約の監査証跡レポートや複数ユーザーに署名を要求する機能、Gmail以外のユーザーに電子署名をリクエストする機能、PDFにも電子署名をできる機能(ベータ)があります。

また、今後数ヶ月以内にはPDFファイルをテンプレートとして再利用できる機能やカスタムテキストフィールド(署名者に関連する情報などを契約書に追加できる)機能の追加が予定されています。

今回の機能は Google Workspace Individual に含まれる新機能として展開されますが、一部の Google Workspace エディション(Google Workspace Business Standard、Business Plus、Enterprise Starter、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus、Education Plus、Non-Profit)でもフォームから電子署名のベータテストを申し込むことができます。申し込みは2023年12月18日まで受け付けています。

電子署名に関する情報は公式サポートページ(日本語)がありますので、そちらをご覧ください。

Source Google

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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