Google が Pixel Buds Pro のアップデートを展開。会話検知機能などが追加

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先週、Google が Pixel 8 や Pixel 8 Pro とともに発表している Pixel Buds Pro の新機能を含むアップデートが広く展開されています。このアップデートによって Pixel Buds Pro のバージョンが5.9となります。

新しく追加された大きな機能の一つは、会話を検出する会話検知機能です。これにより、話はじめたことを認識して自動的に音楽が一時停止され、透過モード(ヒアスルー)に切り替わります。自分と相手の両方が話すことをやめると、アクティブノイズキャンセリングと音楽が再開するといった機能です。AIを活用して切り替えの手間を減らすことができ、会話検出は[音]設定ページからオン・オフを切り替えることができます。

もうひとつの機能ではヒアリング ウェルネス(聴覚の健康維持)もあり、現在のレベルではイヤホンでリアルタイムで聴いている音量レベルのデシベルが表示されています。暴露は、時間の経過に伴うリスニング音量を測定し、過去24時間と7日間の最大推奨量としてカウントされます。その制限を超えた場合、音量レベルの通知を受け取ることもできます。

ただ、ヒアリングウェルネスは Android に組み込まれている デジタルウェルビーイング (Digital Wellbeing)機能とは統合されていないようです。

この他の機能では、音声帯域を2倍にする Bluetooth Super wide band のサポートをはじめ、Clear calling 機能と組み合わせることで通話相手の周囲の背景ノイズが低減されて音声を強調するようになります。また、互換性のあるゲームタイトルでは遅延を半分にするテクノロジーも導入されていますが、いずれもPixel 8 および Pixel 8 Pro 専用となっています。

さらにGoogleは、ChromeOS 向けにも Pixel Buds Web アプリを展開したことが報告されています。このアプリではノイズキャンセリングモードと透過モードの切り替え、その他の設定の変更、ファームウェアアップデートのインストールも可能になるとしています。ただし、現時点では広く展開されていません。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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