Samsungは新しいスマートフォン「Galaxy S23 FE」だけでなく、Android タブレットの「Galaxy Tab S9 FE」シリーズも発表しました。この「Galaxy Tab S9 FE」シリーズは、フラッグシップの「Galaxy Tab S9」シリーズからわずか数カ月後に発表となり、「Galaxy Tab S9 FE」と「Galaxy Tab S9 FE+」の2モデルがあります。北米では10月10日に499.99ドルから発売されます。
「Galaxy Tab S9 FE」シリーズはフラッグシップ「Tab S9」シリーズとよく似ていて、筐体にはリサイクルされたアルミニウムを使用しIP68防水・防塵を備えています。ディスプレイは「Tab S9 FE」が10.9インチ LCD、「Tab S9+」が12.4インチを搭載し、どちらも90Hzリフレッシュレートに対応しています。
内部的にはかなり抑えめに作られており、どちらもExynos 1380 チップセットを搭載し、「Tab S9 FE」が最大8GBRAM、「Tab S9 FE+」が最大12GBRAMとなっています。さすがにフラッグシップのSnapdragon 8 Gen 2に匹敵するほどではありませんが、日常のタスクや簡単な事務作業をおこなう程度なら問題はないと思います。
この他に8MPリアカメラ(Tab S9 FE+のみ 追加で8MP超広角カメラのデュアル構成)と12MP超広角フロントカメラを搭載、バッテリーは「Tab S9 FE」が8,000mAh、「Tab S9 FE+」が10,090mAhで最大45W高速充電をサポート、Android 13ベースのOne UI 5で動作し、4回のOSアップグレートと最長5年間のセキュリティアップデートを保証しています。
なお、「Tab S9 FE」にはWi-Fiと5G対応の2つがありますが、「Tab S9 FE+」はWi-FIのみとなるようです。また、本体にはスタイラスペンの S-Pen が同梱されています。
より手頃な価格でフラッグシップに近い体験を得ることができるため、予算重視のユーザーには良い選択肢になりますが、日本でのリリースは不明です。これも「Galaxy S23 FE」と同じように価格がネックでフラッグシップに手を出せないユーザーには良さそうなので、リリースしてくれると嬉しいですね。