Google は Android の Find My Device Network のリリースに先立ち、「デバイスを探す」アプリのバージョン 3.0.046-4では、アイコンが新しいものに変更され、いくつかの新機能が追加される予定であることも報告されました。
「デバイスを探す」の新しいアイコンについては、今年6月にも報告されているもので、たまたま発見されていました。これまでの古い緑色のピンアイコンから、抽象的なデザイン(Googleカラー)へと変更されています。
新しい「デバイスを探す」アプリは、近いうちに Bluetooth トラッカーを含むより多くのデバイスを追跡できるようになるため、その機能の展開に合わせてのアイコンを含むアップデートとなります。
また、紛失したデバイスを発見しやすくするために、デバイスの位置を一時的に他のユーザーに知らせたり、アクセサリには他の人が閲覧できる連絡先情報を変更したりする機能といった新機能が今後追加される予定であることも伝えられています。
さらにデバイスにカテゴリを割り当てたり、デバイスの着信音量を設定したり、見つかったトラッカーでサウンドを再生したり、アクセサリーのバッテリー残量を確認したりすることもできるようになるとしています。
なお、9to5Googleによれば位置情報ベースのプライバシー設定も4つのパターンから選択できるようになっていることも伝えています。
例えば、インターネットに接続できない場合は紛失したデバイスを見つけることができない「オフ」の設定、これは紛失したデバイスがオンラインのときにおおよその位置情報を送信します。次は「ネットワークなし」という設定で、これはデバイスの最後に確認された位置を保存するだけとなります。
3つ目は「トラフィックの多いエリアのみにネットワークを使用する」というもので、紛失したデバイスを見つけやすくするために、ネットワーク内の他のユーザーもデバイスを検出した(なくしたものの近くを複数の人が通過する)場合にのみ、デバイスからの位置情報をグループ化と匿名化して使用されるものです。
最後は「全エリアネットワークあり」の設定で、最近の位置情報またはネットワークを使用して紛失したデバイスの位置を特定するもので、他のユーザーが見つけたかどうかに関係なく場所を報告する可能性があるようです。
いずれにしても新しい「デバイスを探す」は、新しいアイコンの導入や新機能の追加によって扱いやすくなることが期待されます。アプリのバージョン 3.0はGoogle Play ストアで入手できるようになっていますが、まだ広く展開されておらず、利用も限られているようです。
Source 9to5Google