現在、Chromebookは教育分野において大きな影響力を持つデバイスとなりましたが、最新の報告によればAppleがChromebookを競合する新しいMacBookシリーズを開発する可能性が報告されました。
この情報はDigitimesが業界筋の話として報じたもので、Appleは教育分野をターゲットとした MacBook シリーズの開発に取り組んでおり、Chromebookをライバル視したものであると伝えました。この新しいMacBookは、既存のMacBook AirやMacBook Proとは別のラインナップとして登場するとしています。
Appleが低価格を実現するために、新しいデバイスのラインナップは金属製筐体を使用するものの異なる素材を採用する可能性があるようです。また他のコンポーネントも低コストのもになると予想されます。
ただし、これがすぐにリリースされるわけではなくAppleの開発から量産までのサイクルを考えると早くても2024年後半、またはそれ以降になる可能性があります。
国内外における教育市場では端末コストや管理コストなどの面からChromebookが人気であり、Appleがここに食い込むためのデバイスを出してくるという点は不思議ではありません。日本では2025年頃に次の端末更新やシステムの導入などが行われる(NEXT GIGA)としているため、タイミングとしては悪くなさそうです。
とは言え、日本で学校に導入されている端末は3〜6万円(海外では150〜300ドル)あたりのデバイスが中心となるため、少なくともMacBook Airの10万円を大きく切る価格で展開する必要があります。このあたりがAppleとしての今後の課題となりそうですが、Chromebookも牙城を崩されないように頑張ってもらいたいですね。