Google は ハイエンドとエントリークラスのChromebookを明確に分けるため、ハイエンドモデルを「Chromebook X」または「Chromebook Plus」と呼称する計画があることが報告されていますが、これらの対象となる、もしくはアップグレードされる ChromeOS デバイスが確認されました。
「Chromebook X」または「Chromebook Plus」と呼ばれるデバイスは、特定のCPUを含むハードウェア仕様やRAMやWebカメラ、OS側の機能などを含めて一定以上の性能と独自の機能が搭載される可能性があることが伝えられています。また、CPUの要件では少なくともAMD Zen 2 (Skyrim)、Zen 3+ (Guybrush)、第12世代 インテル Core (Brya & Nissa)以降を搭載する必要があります。
9to5Googleによれば、最近のコード変更によってChromebook X/Plux にアップグレードされるデバイスのリストが明らかになりました。ただし、暫定的なものであると思われるため変更される可能性はあります。
- Asus Chromebook CM34 Flip (frostflow)
- HP Chromebook x360 14c-cd0 (gimble)
- Lenovo IdeaPad 5i Chromebook 16” (taeko)
- Lenovo IdeaPad Flex 5i Chromebook (14”, 7)
- Lenovo 14e Chromebook Gen 3 (pujjoteen)
- Lenovo Slim 3i Chromebook 14 (pujjoteen)
これらのモデルはすでに発売されているものですが、さらに4つの未発売のChromebookがリストされてたようです。
- Acer Chromebook Plus 515 (omnigul)
- Asus Chromebook CX34 CX3402CBA (marasov)
- HP Chromebook 15.6” (yaviks)
- デバイス名 不明 (markarth)
過去のリークではあまり馴染みのないボード名なので、水面下で進行しているデバイスと思われます。なお、「Acer Chromebook Plux 515」という名称が付いていることからも、Googleは「X」ではなく「Plus」ブランドを選択した可能性があります。
価格帯で言えば、大体が350ドル以降のデバイスを対象としており、日本で言えばおそらく6万円以上のデバイスになる可能性は高いと思われます。
いずれにしても、GoogleはChromebookのブランド名を分けることはほぼ確実であり、それが進んでいることも確認できたと言えますので、今後の進展に期待です。
- 「Chromebook X」の正式名称は「Chromebook Plus」になる可能性があります
- GoogleはハイエンドChromebookを「Chromebook X」ブランドとする計画があるようです
Source 9to5Google