Googleは様々なサービスに生成AIを組み込んでいますが、最近の噂では「Pixel 8」シリーズとともにいくつかのAI機能も導入される計画が進んでいるようです。今回、Google Pixel スマートフォン専用となっている 録音アプリ 「Google Recorder (レコーダー)」 アプリにも、AIを活用した要約機能が搭載される可能性があることが報告されました。
Google レコーダー は、すでにライブ文字起こしのサポートや複数の話し手を区別してラベル付けする機能などが備わっており、Web上からの操作も可能であるなど無料としては十分な機能が搭載されています。
ただし、テキストベースのコンテンツとなるため長い録音の場合はテキストを追うにも苦労することになりますが、今回の報告ではこれをAIによって要約することができるようになることが期待できます。
この情報はリーカーの Kamila Wojciechowska氏 が匿名の情報筋から共有されたものとしており、Pixel スマートフォンの レコーダー アプリにAIを活用した要約機能が搭載される可能性があること、この機能はクラウド接続なしでデバイス上で実行できる(オフラインでも要約機能が使える)としています。
詳細は不明ですが、音声から直接要約することは難しい筈なので、文字起こし機能が有効になっている場合にのみ要約機能が使えるのではないかと思われます。
要約機能は、長時間の収録をすぐまとめたい場合や、議事録代わりに使っている場合などに概要を把握するためなどに役立つと思います。また、後から振り返りたい場合やファイルの内容がすぐ思い出せない場合などにも便利です。
リーカーによれば、Google レコーダー のAIによる要約機能は10月に発表予定とされる「Pixel 8」シリーズとともにリリースされると予想しています。そもそもレコーダーアプリはPixelスマートフォン専用ですし、生成AI機能が様々なサービスで導入されている現状であれば、その可能性は高いと思います。
Source X(Twitter) via Android Authority