Google は Android デバイス同士で手軽にファイルを共有する機能として「ニアバイ シェア (Nearby Share)」をリリースし、現在も機能の改善に取り組んでいます。今回、最新のGoogle Mobile Service (GMS) システムのアップデートにより、共有されたファイルの保存先が専用のフォルダーに変更されることが報告されました。
現在は、ニアバイシェアでファイルが共有されると受信したファイルを保存する場所を選ぶことができますが、デフォルトではダウンロードフォルダに保存されるようになっています。これだとブラウザなどからダウンロードしたファイルと混ざってしまうというデメリットがありました。
しかし、GMSのベータ版アップデートでは、ファイルを受信するとダウンロードディレクトリの中に「Nearby Share」という新しいフォルダが作られ、ここにデータが保存されるようになっていることを@AssembleDebugが報告しています。
地味な変更ですが、ニアバイシェアを使うユーザーとしてはどこにファイルを保存されているかが確認しやすくなるため歓迎です。利便性という点ではAppleのAirDropが数歩先を行っているように感じますが、Googleもそれに追いつくために今後もいくつかのアップデートが予定されています。
今回の変更もその一環として考えられますが、現時点ではこの変更がいつ行われるかは不明です。いずれにしても今後、ニアバイシェアが使いやすくなってくれることに期待したいですね。
Source X(Twitter)