Google はアシスタント スマート スピーカーをFuchsiaに移行する計画を中止

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Googleは、アシスタント搭載スマートスピーカーをFuchsia OSに移行しようとする取り組みがあることは以前から伝えられていましたが、新たな報告によるとGoogleはこの計画を中止したようです。

Googleはこれまで様々なスマートスピーカー上でFuchsia OSのサポートに取り組んでいましたが、9to5Googleの報告によれば新たに投稿されたコードレビューで、Fuchsiaチームはすべてのスピーカー ハードウェアを正式にサポート対象外とし、関連するコードを完全に削除したとしています。

対象外とされたスピーカーデバイスは、Nest Mini、Nest Audio、Nest Wifi、一部の Android Things ベースのスマート スピーカーです。

Fuchsiaチームによるスマートスピーカーへの取り組みが中止された理由については明らかにされていませんが、チップセットの要件を満たさないことや今年の初めに行われたレイオフの影響がある可能性が指摘されています。

いずれにしても、Fuchsia OSがスマートスピーカーに搭載される可能性はほぼなくなりました。ただし、Nest Hub シリーズのスマートディスプレイはこの変更を受けておらず、これまでどおりFuchsiaを実行できるようです。

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Source 9to5Google

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Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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