先日、無事にGoogle Pixel Tabletが発売になったことで、Googleは2023年6月のAndroid 13 セキュリティパッチを適用したPixel Tablet向けファクトリーイメージを公開しました。
ファクトリーイメージは、何かの理由でPixel Tabletのソフトウェアがぶっ壊れた場合に元の工場出荷時のファームウェアに復元するためのものです。
以下がそのファームウェアですが、Pixel Tabletを箱から出すとTD2A.230203.028を実行しており、すぐにアップデートが入ったと思います。そのためいきなり2つのイメージが公開されています。
- 13.0.0 (TD2A.230203.028, Jun 2023) — Factory Image — OTA
- 13.0.0 (TQ3A.230605.009.A1, Jun 2023) — Factory Image — OTA
なお、初日のアップデートによってTQ3A.230605.009.A1へとアップデートされており、2023年6月のPixel Feature Dropによる新しい機能と強化が含まれています。
ちなみにGoogleのファクトリーイメージのファイル名が「tangopro」となっていることから、Pixel Tabletがそうであるということが正式に確認されたと言えます。なお、「Pro」は第1世代TensorではなくTensor G2のことを指しているようです。
Pixel Tablet は、2026年6月までAndroidのバージョンアップデートが保証され、さらにもう2年間はセキュリティパッチが適用されます。充電スピーカードックは、他のGoogle Nest スピーカーやNest Hubデバイスと同じく、ドッキング時にタブレットがインターネットに接続されている場合は自動的に更新されます。
Source 9to5Google