Googleは、すでにPixelスマートフォンで導入されている迷惑電話の着信を防止する新しい｢通話スクリーニング(Call Screening)｣機能にAIを使用して、さらに改善を加える計画があることを明らかにしました。
9to5Googleによれば、Made by Google Podcast のエピソード内でPhone by Google アプリのグループ プロダクト マネージャーである Jonathan Eccles氏が示唆したことを伝えています。
具体的な言及はされていないようですが、GoogleがAIの使用を検討しているのはビジネスの通話をより生産的にし、個人の通話を楽しいものにし、迷惑電話は排除して問題がなくなるようにしたいためとしています。とくに迷惑電話に関しては、特定の番号から着信をブロックするために機械学習を使用して終わりではなく、いずれは不要な着信とPixelユーザーの間にレイヤー(フィルター)を追加したいと考えているようです。
なお、通話スクリーニングを実行するためには｢Pixel 7｣シリーズに搭載されている最新のTensorチップセットが必要であるとも述べており、現状では既存のデバイスではなく以降の新しいPixelスマートフォンが対象となるようです。
改善された通話スクリーニングが発表されるとすれば、5月にPixel 7aが発表されるであろうGoogle I/Oか、今年後半のPixel 8のタイミングだと思います。おそらく今年後半というのが最も可能性が高く、｢Pixel 8｣シリーズの新機能として紹介される可能性もあります。
Source 9to5Google
