本日、Xiaomiは中国市場向けとしてフラッグシップスマートフォン「Xiaomi 13」および「Xiaomi 13 Pro」を正式に発表しました。どちらのモデルもQualcommの最新チップセット Snapdragon 8 Gen 2を搭載し、カメラの大幅なアップグレードと新しいデザインを採用しています。
現時点では中国市場向けとなりますが、将来的にグローバルでもリリースされる予定です。
スペック
Xiaomi 13 | Xiaomi 13 Pro | |
OS | MIUI 14 Android 13 | MIUI 14 Android 13 |
ディスプレイ | 6.39インチ OLED 2400×1080 120Hz | 6.73インチ OLED 3200×1440 120Hz |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 8 Gen 2 |
RAM | 8GB 12GB | 8GB 12GB |
ストレージ | 128GB 256GB 512GB | 128GB 256GB 512GB |
リアカメラ | 50MP 12MP(超広角) 10MP(望遠x3倍) | 50MP 50MP(超広角/マクロ) 50MP(望遠x3倍) |
フロントカメラ | 32MP | 32MP |
バッテリー | 4,500mAh 67W急速充電 50Wワイヤレス充電 10WリバースW充電 | 4,820mAh 120W急速充電 50Wワイヤレス充電 10WリバースW充電 |
その他 | IP68 防塵・防水 | IP68 防塵・防水 |
サイズ | 152.8×71.5 ×8.1mm | 162.9×74.6 ×8.7mm |
重さ | 189g | 229g |
両者ともハイエンドスマートフォンらしい仕上がりとなっていて、同じSnapdragon 8 Gen 2を搭載し、RAMとストレージ構成も共通していますが、ディスプレイサイズやバッテリーまわり、そしてリアカメラの構成に違いがあります。
とくにカメラですが、「Xiaomi 13 Pro」に搭載されるリアカメラは「Xiaomi 12S Ultra」にも搭載されていたソニー IMX989の1インチ 50MPカメラ(f/1.9)をメインに搭載し、XiaomiのHyperOIS 安定化技術が搭載されています。この他にも50MPの超広角・マクロカメラ、50MPの望遠カメラが搭載されます。
一方、「Xiaomi 13」はメインカメラが50MPですが、「13 Pro」とは異なりIMX800に置き換わっています。それ以外も12MP超広角と10MP望遠に置き換わり、「13 Pro」に比べてやや控えめの構成です。
バッテリーも「Xiaomi 13 Pro」が4,820mAhと大容量かつ120W有線急速充電に対応していますが、「Xiaomi 13」は4,500mAhに67W有線急速充電をサポートと抑えられています。なお、どちらも50Wワイヤレス充電をサポートし、10Wのリバースワイヤレス充電もサポートしています。
最後に価格についてですが、中国市場では「Xiaomi 13」のベースモデル(8GBRAM・128GBストレージ)が3,999元(約7.9万円)、最上位(12GBRAM/512GBストレージ)が4,999元(約9.8万円)となっています。
「Xiaomi 13 Pro」はベースモデルが4,999元(7.9万円)、最上位が6,299元(約12.5万円)です。
グローバルでの展開も期待されますが現時点ではアナウンスはなく、時期や価格などについては今後発表されると見られています。