Pixelに限らずスマートフォンで時間のかかることと言えば、OSバージョン更新といったソフトウェアアップデートだと思いますが、Googleはこのアップデートにかかる時間を短縮する高速化に取り組んでいることが報告されています。
ここでは技術的な説明は省きますが、Googleはこれまでもアップデートのメカニズムを微調整しているため少しずつ改善してきていますが、アップデートとインストールに20分以上かかることも珍しくありません。
しかしMishaal Rahmanによって発見されたように、GoogleはOTAアップデートのインストール高速化に取り組んでおり、その結果として最大10分のインストール時間短縮ができるようになります。
報告によれば、Pixel 6 Proでは2.2GBのインストール時間が23分かかったものが13分までに短縮されたとしています。また376MBの追加アップデートも22分だったものが16分へと短縮したようです。アップデートのたびにデバイスのダウンタイムを気にしていたと思いますが、高速化することで少しでも短くなるのであれば嬉しいですね。
ただ、このアップデートの改善自体はAndroid全体に適用されるものの、シームレス アップデートの仕組みを採用しているメーカーがほとんどないと言われています。そのため、Made by GoogleのPixelスマートフォンが主な恩恵を受けることになるようです。
Source: Android Police