Google と Avocor が共同開発したGoogle Meet専用デバイスの2機種が国内発売

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Google と Avocor が共同開発・設計を行ったGoogle Meet専用のビデオ会議システムハードウェア「Google Meet Series One Desk 27」と「Google Meet Series One Board 65」の2機種の発売がアナウンスされました。これら機種はTD SYNNEXが日本で初めて発売します。

両機種とも2022年12月より受注を開始し、「Desk 27」が2022年12月から、「Board 65」は2023年2月以降の出荷を予定しています。

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Google Meet Series One Desk 27

こちらは個人や小規模オフィスなどに向いたオールインワンタイプのビデオ会議デバイスで、Google Meet ハードウェアという扱いですがこれまでのAndroidベースではなくChromeOSベースで動作しいている点がポイントです。

ディスプレイと一体型のためタッチスクリーン操作でJamboardを利用できたりMeetをしたり、さらにUSB-CケーブルでChromebookなどと接続すると外部モニタとしても利用可能です。もちろん単体でもMeetハードウェアとして機能するため、会議室などに置いて複数人で利用するといった場合でもOKです。

ディスプレイはタッチ対応27インチ QHD(2560×1440)、Core i5プロセッサ、5MP Webカメラ内蔵でデジタルPTZ(パン チルト ズーム)が提供、Google AIで自動的にフレーム調整、ノイズキャンセリング機能などを搭載しています。この他にはJamboard用タッチペン、VESA対応(100×100)、USB-C(入力)×1、USB-A(3.2 Gen1)×2、RJ45×1、3.5mmジャック、HDMI出力(4k/60Hz)となっています。ただWi-Fiは最新の6ではなく5 acです。

詳細はGoogle Meet hadrwareのページでも確認できます。

Google Meet Series One Board 65

個人や小規模向けの「Desk 27」に対して、より大人数のチームや広い会議室などでの活用を想定しているのが65インチUHDディスプレイと一体型になった「Google Meet Series One Board 65」です。

こちらは外部モニタのように使うことができないものの、基本的な機能は同じでカメラが12MPになるなど高画質な映像を撮ることが可能になっています。移動式スタンドなども備えており、見た感じではすでに国内でも販売されている「Jamboard」ハードウェアの新モデルと考えて良いかと思います。

こちらは現時点でデータシートを確認できなかったのでスペックについてはわかりませんが、Google Meet hardwareに近日提供予定として製品について見ることができます。

まとめ

今回の2つのデバイスですが、基本的には法人ユーザー向けとなるため個人ユーザー向けではありません。が、筆者としてはTD SYNNEXのイベントで「Google Meet Series One Desk 27」の実機を見ていることもあって、かなり興味をそそられています。

27インチというサイズはVESA対応、ペン付きで単独のミートハードウェアとしてだけでなくPCモニターとしても利用可能と言われたので、Google Workspaceを業務で使っているユーザーであれば関心は持つかと思います。ただ、日本での販売価格は30万近くになる(海外では1,999ドル / 記事執筆時点のドル円で約27.5万)という話も聞いているので、個人事業主として購入するのもちょっと悩ましいところです。

とは言え、ある程度の人数がいるチームや企業でGoogle Workspaceを活用しているのであれば、便利なツールとして選択肢になるかと思います。

今回のハードウェアについては、TD SYNNEXの公式サイトをご確認ください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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