Google傘下となったウェアラブルデバイスメーカーのFitbitですが、次に取り組んでいることとして”Project Eleven”と呼ばれるセルラー対応かつ子供向けのウェアラブルの開発に取り組んでいることが報告されました。
この報告はBusiness Insider(9to5Google経由)によるもので、Fitbitは「年長の子供たちがスマートフォンやソーシャルメディアと健全な関係を築くことを助けるように設計された」というウェアラブルを開発していることが明らかになりました。
デバイスそのものに関する詳細はまだありませんが、おそらく保護者向けの安全機能として位置情報などを把握するためにセルラーモデルやGPS接続が含まれる可能性が高いとしています。またハードウェアの面では、サブスクリプションサービスの一環として毎月新しいバンドを送るといった計画も考えているようです。
とは言うものの、このプロジェクトの開始は2024年と伝えられており、先は長く計画が変更される可能性は大いにあるとしています。
現状のFitbitデバイスで近いとすればアクティビティトラッカーの「Fitbit Ace 3」で、これにはペアレンタルコントロールや各種健康測定、水泳にも対応、「スペシャルエディション ミニオンズイエロー」やバンドのオプションも用意されています。
また報告内では、Googleと合併する前にFitbitは”子どもと年配のユーザー向け”にセルラーとカメラを備えたスマートウォッチの開発に取り組んでいたことも明らかにしていますが、これは多くの技術的課題と物流上の問題に直面してキャンセルされたことも伝えています。
Source: Business Insider, 9to5Google