Googleが運転中にオーディオ操作や連絡先、ナビゲーションなどに素早くアクセスするためのアシスタント搭載のスタンドアロンの運転モードを廃止することが、9to5Googleによって報告されました。この機能は2019年のGoogle I/Oで発表されたものです。
注意していただきたいのは、今回廃止されるのは現在のGoogleマップで経路案内を開始したときに起動する運転モードのことではなく、スタンドアロンで起動する(Android Autoのような)機能です。ですので、Google マップから起動する運転モードは引き続き利用可能となっています。
スタンドアロンの運転モードは、ホーム画面のショートカットもしくは「OK Google、運転モードを起動して」の音声コマンドでアクセスできました。
ほとんどのユーザーがアシスタント経由のスタンドアロン運転モードではなく、Googleマップを利用していることが廃止の要因の一つとして推測されています。いくつかの理由のもと、Googleはこの機能を11月21日に廃止することに決めたようです。
筆者も運転時に利用するのはGoogleマップからの運転モードですので、たしかにスタンドアロンで使うことはほぼないですね。過去には車のカーナビとBluetooth接続したときに、自動でAndroid Autoアプリを立ち上げるようにもしていましたが、毎回必要になるわけではないので止めてしまいました。結局、Google マップが使えれば良いわけなので今回の廃止はさもありなんというところです。
Source: 9to5Google