MacOS、iOS、そしてAndroidアプリと各OSに対応してきたメーラーのSparkが、ついにWindowsに対応したアプリをリリースしました。このリリースに伴い、Sparkは新しいデザインといくつかの機能やツールの追加が行われています。
新機能として追加されたものとして、スマート受信トレイのデザインも含めて機能が変わっており、例えば人から受信したメールを上部に表示、ニュースレターや通知など自動送信されたようなメールは下部にグループ化されて表示されるようになりました。もちろんこれまでどおり、複数のメールアカウントをひとまとめに表示する統合トレイも利用可能です。
またホーム画面という新しい画面が追加され、受信トレイを開くことなく優先度の高いメールのみを表示させてやり取りすることができるようになりました。
この他には、不審な送信者を事前にブロックするゲートキーパーという機能、送信者別にグループ化できたり、CCやBCCに含まれているけど関係ないメールの通知をオフにするため「スレッドをミュート」にできたり、25MBを超える添付ファイルをSparkから直接送信できる機能などが追加されています。
多くの機能を無料ユーザーでも利用可能ですが、追加された新機能のほとんどはプレミアムプランに加入しなければ使うことができません。また、無料版だと”Sparkから送信”を非表示にできないという点が難点でしょうか。無料ユーザー、プレミアムプランユーザーが利用できる機能については、公式の機能比較表をご覧ください。
筆者も無料のメーラーの中ではアップデートやバグ対応も早く、機能や使い勝手も満足の行くものだったのでMacメインの時代から愛用していました。これがWindowsにもリリースされたことで使いやすいメーラーの選択肢が増えたことは素直に嬉しいですね。