これまでに何度か情報は出て来ているものの、デバイスの仕様に関して具体的なものは報告されていなかったGoogleのタブレットデバイス「Pixel Tablet」ですが、技術検証試験(EVT)のフェーズに入ったことによって一部のスペックについて新たな情報が登場しています。
今回、開発者のKuba Wojciechowski氏によるとPixel Tabletが技術検証試験の段階に入ったことで設計やハードウェアの構成が決定し、それが認証のためのテストユニットとしてインドに出荷されたことを報告しています。さらに、「Pixel Tablet」には10.95インチディスプレイ、128GBと256GBストレージのオプション、Wi-Fi 6のサポートが含まれていることも明らかにしました。
また、過去に「Pixel Tablet」がUSI認定を受けたという情報がありましたが、Googleはタブレット用にUSI 2.0規格に準じたオリジナルのUSIスタイラスペンを用意していることも伝えています。
今回の報告ではディスプレイとストレージ、WiFi、ペンに関する情報だけですが、過去にはAndroid 13の64bitのみのバージョンであり、背面にはデュアルカメラを搭載、GPSなどは搭載されず、専用のドックを用意しているといった情報が出ています。それも第1世代Tensorを搭載しているという話も出ていました。
基本的にはWi-Fi環境下でNest Hubとしても使える11インチのAndroidタブレットという、予想どおりのデバイスになりそうです。家庭内で使うデバイスとしては良さそうですが、実際にどんな仕上がりになるか楽しみですね。
Source: 91mobiles