これまでChromebookでAndroidアプリのゲームをプレイしようと思っても、タッチスクリーンに最適化されたゲームであれば正常に動作するものの、すべてのChromebookがコンバーチブルやタブレットというわけではなく、そもそもタッチ非対応のモデルではプレイできないこともありました。
しかしChromeOS 105では、タッチスクリーンに非対応であったとしてもキーボード操作でコントロールできる機能(game controls feature)のアルファ版が導入されていることがわかりました。これはChromeOS.devへの投稿により明らかにされました。
ChromeOS 105の時点では一部のタイトルに限られますが、タッチスクリーンのみで操作可能なAndroidゲーム向けに、キーの押下をタッチに置き換えることでコントロール可能になっています。
もともとタッチスクリーンに対応しているデバイスだけでなくタッチ非対応のChromebookでもキーボードを使って操作でき、さらに外部モニタに出力していてもプレイできるということになるため、ChromebookでAndroidゲームもプレイしたいというユーザーには大きな改善となりました。
ChromeOS.devの投稿からは、「WASD」の操作部分や他のキーはメニューからキーバインドをカスタマイズできるようなので、かなり自由度の高い操作ができるようになりそうです。ただ、ナビゲーションメニューなどへのアクセスはマウスやトラックパッドを使う必要があります。
最初のリリースでは、対応しているゲームは以下のジャンルとタイトルになっています。
Joystick games
- Archero
- AXES.io
- Heroics Epic Legend of Archero
- Wizard Legend: Fighting Master
- Pixel Blade R – Revolution
- Zombero: Archero Hero Shooter
- Archer Hunter – Offline Action Adventure Game
- Mr. Autofier
Single button Games
- Geometry Dash Lite
- Stack Ball – Crash Platforms
- Fire Balls 3D
- Stack Smash
- Drop Stack Ball – Fall Helix Blast Crash 3D
- Helix Smash
- Stack Crush Ball
- Crush Stack Ball Blast
- Stack Fall
- Helix Stack Jump: Smash Ball
- Tap Titans 2
Multi-button games
- Hill Climb Racing
- Ninja Arashi 2
- Ninja Arashi
- Ninja warrior: legend of adventure games
- Power Hover
- Grimvalor
Swipe games
今後もChromebookでゲームコントロールをサポートするゲームは増えていくと伝えていますので、クラウドゲーミングサービスやSteamだけでなくAndroidのゲーム用デバイスとしても期待できそうですね。あとは単純に動くアプリが増えてくれれば良いのですけど。