昨年、Googleのフラッグシップスマートフォン「Pixel 6」および「Pixel 6 Pro」でデビューしたGoogle独自のチップセット「Tensor」は、かなり優秀ではあったもののまだ改善の余地はあります。
その後すぐに第2世代Tensorが「Pixel 7」シリーズ向けに開発されていると言われ、さらに今回は第3世代TensorもすでにSamsungが開発を始めていることが噂されています。
まだ噂と言えるレベルではありますが、GoogleとSamsungが共同で「Ripcurrent」という名前の開発ボードを使って「S5P9865」というモデルのチップの開発とテストを行っていることをGalaxyClubは伝えています。
チップのモデルナンバーがポイントになりますが、第1世代Tensorが「S5P9845」、第2世代が「S5P9855」になると考えられていますので、今回伝えられている「S5P9865」が第3世代Tensorを示している可能性は十分に考えられます。
とは言え、現時点では詳細はまだわからず、第3世代Tensorがどのような改善がされるかも不明です。
第1世代Tensorでは発熱の問題やネットワーク接続の問題、バッテリーの問題など様々ありましたので、第3世代では、Snapdragon 8+ Gen 1に負けないレベルで改善を期待したいところです。
このまま順調に開発が進めば、第3世代Tensorは2023年後半に登場するであろう「Pixel 8」シリーズに搭載される可能性があります。
Source: 9to5Google