OnePlusがついにグローバル向けとしてフラッグシップAndroidスマートフォン「OnePlus 10T」を発表しました。予定通りのハイエンドスマートフォンですが、価格は649ドルからとかなり手頃な価格になっていることが大きな強みとなります。
ただ、これまでのモデルとは異なりハードウェア側に変更が加えられ、通知のオン・オフを切り替えるスライダーが削除されていることがユーザーの間で話題になっています。OnePlusはこれを削除した2つの理由を説明しており、一つはこれがなくなることでより大きなバッテリーを搭載できるようになること、より高速な充電方法を採用できるようになることとしています。
「OnePlus 10T」の主要スペックについては以下のとおり。
主要スペック
OS | OxygenOS 12.1 on Android 12L |
ディスプレイ | 6.7インチ AMOLED 2412 × 1080 120Hz |
CPU | Snapdragon 8+ Gen 1 |
RAM | 8GB 16GB |
ストレージ | 128GB 256GB ※UFS3.1 |
リアカメラ | 50MP(メイン, f/1.8, OIS) 8MP(超広角, f/2.2) 2MP(マクロ) |
フロントカメラ | 16MP(f/2.4) |
ポート | USB-C |
ネットワーク | 5G(sub) 4G-LTE Bluetooth 5.2 Wi-Fi 6 NFC |
バッテリー | 4,800nAh 最大150W高速充電 |
その他 | 画面下内蔵指紋センサ |
サイズ | 163×75.4×8.75mm |
重さ | 203.5g |
「OnePlus 10T」にはRAMとストレージの組み合わせで2つのモデルがあり、649ドルで販売される8GBRAM+128GBストレージモデルとわずか749ドルの16GBRAM+256GBストレージモデルとなります。
6.7インチのAMOLEDディスプレイは、上部中央にパンチホールが配置され、120Hzリフレッシュレート、画面下には指紋センサが内蔵されています。Qualcommの最新チップセットSnapdragon 8+ Gen 1を搭載し、カメラもSony IMX766メインセンサをはじめとしてバランスの取れたフラッグシップスマートフォンに仕上がっています。バッテリー容量も4,800mAhと多めで、残念ながらワイヤレス充電には非対応のようですが、最大150Wの有線高速充電に対応しています(わずか19分の充電で0%から100%に)。
ちなみに対応バンドは以下のようになっていますが、米国モデルと欧州モデルで対応バンドが異なっていますので注意してください(下記はUS公式サイトより)。
- GSM: 850/900/1800/1900
- WCDMA: B1/B2/B4/B5/B8/B19
- FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B30/B32/B66/B71
- TDD-LTE: B38/B39/B41/B46/B48
- SA: n1/n2/n3/n5/n7/n8/n20/n25/n28/n30/n38/n41/n66/n71/n77
- NSA:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n20/n25/n28/n30/n38/n41/n66/n71/n77
米国では9月1日からAmazonや公式サイト、Bestbuyなどで予約注文が可能になり、9月29日から発売予定となっています。久々にOnePlusらしいフラッグシップスマートフォンだと思いますが、残念ながら日本でのリリースはなく輸入等に頼らざるを得ません。とは言え、米国モデルがAmazonで購入できるので、入手難易度はそれほど高くなさそうです。