本日、ASUS JAPANが12インチのコンバーチブルモデル「ASUS Chromebook Flip CM3(CM3200FM1A)」を発表しました。このモデルは昨年5月に日本で発売されている同名モデルのCPUアップデート版で、以前のモデルはMT8183を搭載していましたが、新しいモデルはMT8192(Kompanio 820)を採用しています。
本日(7月1日)より発売され、価格は69,800円となっています。
ただ、お気づきの方もいると思いますが、実はMT8192に切り替わった「Flip CM3」は昨年末頃から64GBストレージモデルをASUS Storeで購入することが可能でした。今回新発売とされたのは、当時MT8192に切り替えたタイミングで発表がなかったことと、128GB eMMCストレージへと増量した影響と思われます。
CPUやそれに伴うネットワーク周りの変更以外では、MT8183を搭載していた「Flip CM3」とほぼ違いはありません。ただ、嬉しいことにUSB-Cポートが2つになっています。
ディスプレイ | 12インチ 1,366 × 912 グレア |
CPU | MT8192 |
RMA | 4GB LPDDR4X |
内部ストレージ | 128GB eMMC |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×1 イヤホンジャック |
カメラ | 720p Webカメラ |
ネットワーク | Wi-Fi 5 Bluetooth 5.0 |
バッテリー | 約15時間 |
その他 | 日本語配列 USIスタイラスペン対応(別売) |
サイズ | 269.2×215.8×16.8mm |
重さ(実測) | 1.149kg |
自動更新ポリシー | 2029年6月 |
12インチで3:2のアスペクト比を採用しているため、一般的な11.6インチノートパソコンよりも縦の表示領域がわずかに広いことが特長です。またUSIペンもサポートしていますが別売りとなります。
前モデルに採用されていたMT8183はエントリークラスらしくやや非力な印象でしたが、MT8192はそれよりも改善されていますので、マルチタスキングや重たい作業は厳しいですが、より快適な動作をするようになっています。スペックアップに対してバッテリー駆動時間は15時間と変わらず、重さも1.15kgと持ち運びするデバイスとして良い選択肢になると思います。
詳細についてはASUS公式ストアをご覧ください。