現在、Googleがリリースを明らかしているスマートフォンには「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」がありますが、今回報告された内容によるとGoogleはさらに別のPixelスマートフォンの開発に取り組んでいる可能性があるようです。
先週、「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」のディスプレイ仕様に関して、開発コード上から機種とディスプレイの関連について報告されています。そこでは「Pixel 7 Pro (Cheetah)」と「C10」、「Panther (Pixel 7)」と「P10」という関連が示されていました。また、「Felix」と「Lynx」という2つのデバイスも確認されていましたが、これら2つは第2世代Tensorを搭載した折りたたみ式スマートフォン(Pixel NotePad)を示すものと予想付けられています。
一方、ディスプレイ側では「C10」と「P10」という「Pixel 7」シリーズに関連付けられたものだけでなく、「G10」と付けられている新たなディスプレイが存在することが明らかにされました。いまのところ「G」という文字で始まるPixel関連のコードネームは発見されていません。9to5Googleではこの情報を掘り下げたところ、Androidが実行されていることやTensorチップセットを搭載していることを報告し、ある種のPixelデバイスである可能性を示しているとしています。
「G10」というディスプレイは、「Pixel 6 Pro」と同じく120Hzで動作し、1440×3120解像度、155mm×71mmのパネルサイズとなっていることから、「Pixel A」シリーズでも2023年にリリース予定のPixelタブレットでもなさそうです。
現時点ではここまでの情報となりますが、「Pixel 6 Pro」と「Pixel 7 Pro」に似ている別のデバイスがどういった立ち位置のモデルになるのかは気になるところです。そもそもリリースされるかどうかもわかりませんが。
Source: 9to5Google