2020年、GoogleとParallelsがエンタープライズ向けChromebookに対して、Windowsアプリを実行できるようにするためParallels Desktop for Chromebookをリリースしています。
当初は限られた構成のデバイスでしか動作しませんでしたが、昨年4月にAMDのRyzenが導入されたと同時にRAMの推奨値が8GBRAMになるなど、リリース時に比べて一部の条件は緩和しています。
そして先週、さらに新たな選択肢としてインテル第11世代 Core i3とRyzen 3 5000シリーズを搭載したChromebookも動作対象機種として追加されました。
Parallelsは手頃な価格のエンタープライズおよび教育用のChromebookを対象にしており、あくまで1〜2個の単純なアプリケーションを動かすことを目的として、最小のパフォーマンス(とりあえず動く)条件となりますが、最小要件がさらに緩和されたことになります。
一方でマルチタスクやリソースを大量に使うアプリケーションで最高のパフォーマンスを引き出すためには、16GB以上のRAMと256GBストレージ、ファン冷却サポートなどが必須となります。
また今回の新しいチップセットのサポートにより、公式サイト上のサポートされたデバイスに発表されたばかりのChromebookなどが追加されています。
Parallels Desktop for Chromebook(ChromeOS)の詳細についてはParallelsの公式サイトをご覧ください。