先程、HPもエンタープライズ向けとしてAMDの最新世代Ryzen 5000シリーズプロセッサを搭載したChromebook(とインテル第12世代搭載の2つ)を発表しましたが、続けてAcerからもRyzen 5000シリーズ搭載の「Acer Chromebook Spin 514(CP514-3H)」がリリースされました。
このモデルは2コア4スレッドのRyzen 3 5125Cプロセッサーから始まり、8コア16スレッドのRyzen 7 8525Cまでを選択することが可能です。以下に現時点で明らかになっているスペックをまとめておきます。
スペック
ディスプレイ | 14インチ 1920×1080 タッチスクリーン (OP) sRGP100% |
CPU | Ryzen 3 5125C Ryzen 3 5425C Ryzen 5 5625C Ryzen 7 5825C |
RAM | 最大16GB |
内部ストレージ | 最大256GB NVMe SSD Gen3 |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×1 HDMI 3.5mm jack |
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.2 |
バッテリー | 最大10時間 |
その他 | MIL-STD 810H Gorilla Glass タッチパッド DTSオーディオ (OP) USIペン対応 (OP)バックライトキーボード |
重さ | 約1.5kg |
14インチでスタンダードなChromebookですが、AMDの最新世代で最大16GBRAMとハイエンドクラスの性能となります。通常のモデルに加えてエンタープライズ向けも存在しているため、ポート類の充実や堅牢性も確保されており、一般ユーザーはもちろんビジネスでも使いやすい1台になっています。
しかし重さが1.5kgあることや14インチでもフルHD(16:9)ディスプレイとなっているため、「Spin 713」などと比べると地味な印象は受けます。
価格と発売時期についてですが、「Acer Chromebook Spin 514(CP514-3H)」は北米で第3四半期に579.99ドルから販売され、「Acer Chromebook Enterprise Spin 514(CP514-3H)」は同じく北米で第3四半期に、こちらは899.99ドルから販売となります。
ちなみに日本サイトにも日本語ページが登場していますので、同時期になるか遅れるかはわかりませんが、リリースされる可能性はあると思います。
なお、HPが発表したモデルについては以下の記事でまとめていますのでそちらもご覧ください。