Chromebookには、WindowsやMacOS、Linuxにも搭載されている”仮想デスクトップ”機能があり、少しずつ機能が追加・修正されて実装当初に比べて便利になってきています。
今回、この仮想デスクトップに関する新機能として、これまで開いているウィンドウを閉じるためには一つずつ操作する必要がありましたが、一括でウィンドウを閉じるための「すべて閉じる」というボタンが仮想デスクトップに追加されることがChrome Unboxedの発見により発見されました。
現状では、例えばウィンドウを開いている仮想デスクトップそのものを閉じると、開いているウィンドウは隣接する仮想デスクに移動します。
不要なウィンドウだった場合は一つずつ閉じていく必要がありますが、今後追加される「すべて閉じる」ボタンであれば開いているウィンドウだけを閉じることができるようになります。
また、「すべて閉じる」だけでなく「元に戻す」というボタンが追加されることも発見されており、間違えてすべて閉じてしまった場合でも直前のウィンドウの状態に戻すことができるようです。
このボタンの追加は、現時点ではどのタイミングで反映されるかはわかっていません。
仮想デスクトップを活用している身としては、地味だけど便利な機能だと思いますので、早く実装されることを期待したいです。
ちなみに似たような機能として、すでに「デスクテンプレート」というChrome OS上のアプリやウィンドウの配置をテンプレートとして保存し、いつでもその配置で呼び戻せるというものがChrome OS 98で実装されています。
Source : Chrome Unboxed